自分の口腔内を自分でチェック

歯医者さんで歯の定期検診を受け、自分の歯の状態をチェックしておくことは非常におすすめです。
しかし、毎日毎日歯医者さんに歯をチェックしてもらうことは不可能ですね。
ですから、基本的には自分の口腔内の健康をセルフチェックすることが必要になってきます。
自宅で、特別な器具などを使わずとも、自分で歯の健康のためにできることは少なくありません。

虫歯がないか、歯茎の状態が悪くなっていないかは、自分が一番よくわかるのではないでしょうか。
歯茎から血が出やすくなっているなど、症状が顕著になる前に、違和感に気づいたときは歯の健康に気を遣う、歯医者さんで診てもらいアドバイスを受けるといったこともできます。
一度虫歯や歯周病にかかってしまい、治療を受けた後も、油断は禁物です。
虫歯は再度別の個所にかかる可能性がありますし、歯周病も簡単に再発する病気です。
一度歯周病にかかった場合は、症状が進行しないよう、より入念に歯や歯茎のケアをしていく必要があるので、セルフチェックを怠らないようにしましょう。

歯周病リスクも自宅である程度把握可能

歯周病のリスクも、自宅である程度把握することが可能です。
特に気を付けたいのが、
・朝起きたときに口の中に粘ばつきを感じるようになった
・口臭が気になるようになってきた
・歯が長くなってきたように感じる
・歯茎が柔らかくなってきた、腫れてきた
といった症状です。
他にも、歯にものがよく挟まるようになってきたり、硬いものを噛んだ時や、歯磨きの時に血が見えたりといった症状も非常に注意が必要です。
歯周病が進行するということは、歯の土台が徐々にもろくなってくるということで、将来的には抜歯も必要になってきます。
歯周病は全身の病気とも無関係ではなく、歯茎からさらに体内に歯周病を引き起こす病原菌が侵入するリスクもあるので、軽く見ることはできません。

歯磨きの際に鏡でよく確認

自宅でできる虫歯や歯周病リスクのセルフチェックで、一番基本となるのは、やはり歯磨きをする時、鏡で口の中をよく確認することです。
歯を見るだけでなく、歯茎が赤く腫れたりしていないかも、よく見ることをおすすめします。
もちろん、虫歯は奥歯や歯のすきまなど、歯磨きしにくい場所、簡単に見えない場所ほどできやすいので、ただ口を開けて正面だけを見るだけでは不十分ですね。
洗面所の大きな鏡だけでなく、手鏡などを用いて、歯の奥まで虫歯ができていないか、確認するようにするのがおすすめです。

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