まずは予約をするときに確認を
小さな子どもがいるお母さんにとって、自分の歯の治療に通うことが難しいこともあるでしょう。
治療が長引く場合には預ける先を探すのも一苦労ですし、歯科医院の多くは予約制になっているためたびたびキャンセルするわけにもいきません。
そのような悩みを持っているお母さんは、歯科医院の予約を取るときに子どもを連れていても治療が可能かどうか、事前に確認することをおすすめします。
受付スタッフの対応が良ければ、他にも同じような状況のお母さんが子ども連れで来院していることが考えられるからです。
もう一つの方法としては、一般歯科と一緒に小児歯科も標榜している歯科医院を探すことです。
小児歯科では小さな子どものために、絵本を揃えたりおもちゃを置いたりしていますし、他の患者さんを気にせずに済むようキッズスペースを確保している場合があります。
そこには治療に来た子どもだけでなく、お母さんの治療が終わるのを待つ子どももいますので、歯科医院のスタッフが子どもの面倒を見てくれることが多いのです。
一人で待てない子どもはどうするか
キッズスペースにおもちゃや絵本が充実していても、中にはお母さんの姿が見えなくなると泣いたり叫んだりする子どももいます。
こうなるとお母さんは子どもが心配で、治療を受けるどころではないでしょう。
歯科医院の中には治療に差支えがない場合、お母さんが子どもを抱っこした状態でチェアーを倒して治療をしてくれることがあります。
歯科医院での治療は常にチェアーを倒していなければならないわけではなく、起こした状態で処置をすることも可能です。
お母さんに抱かれていればおとなしくしていられる子どもも多く、臨機応変に対応してくれる歯科医院が理想的です。
どうしても抱っこした状態での治療が難しいときは、スタッフが近くで子どもをあやしてくれることもあります。
そのためにも治療中の子どもを任せることができるかどうかが、歯科医院選びの重要なポイントとなります。
待ち時間にも配慮してくれるか
待ち時間が長いとそれだけで子どもが退屈し、家に帰りたがることがあります。
近年の歯科医院では予約時間から極力遅れることがないよう治療を始めるところが増えていますが、中には小さな子どもを連れてきていても長時間待たせる歯科医院もあります。
その点でもできれば待ち時間を短くし、あまり待たずに入れるようにしてくれる歯科医院を選びたいものです。