良い歯医者の選び方

歯医者を選ぶ時に考えなければならないことは?

虫歯や歯周病になってしまった時、多くの方は近くの歯医者に通われると思います。
しかし現在、歯医者の数は増えており全国に68836件(※厚生労働省 医療施設実態調査)あります。その数はコンビニを大きく上回っており、より多くの個性や特徴のある歯医者さんが登場しているのも事実です。

虫歯治療で、歯を削らなければならないのか、それとも塗り薬で治療が行えるのか。
歯周病治療の際に、口腔環境を改善すればいいのか、実は手術が必要なのか。

最近では先進医療が発展を見せており、より性能の高い治療や、痛みの少ない治療が増えています。
近くにあるというのも「通いやすい」という点でメリットがありますが、最近では症状に合わせた専門的な治療も数多く存在しています。歯医者を選ぶ際には、まず、歯医者ごとの特徴や得意な施術を調べてみることが大切です。

 

虫歯の場合のポイント

虫歯の時に考えること

・無痛治療であるのか、そうでないのか
➡虫歯治療には痛みが伴うことがほとんどで、そのストレスから歯医者へ足が遠のいてしまうこともすくなくありません。ご自身とちゃんと向かい合い、痛みがあっても大丈夫か否かを正しく判断しましょう。

・治療方法はどうなるのか
➡虫歯治療には先進的な治療器具が数多く表れています。「ダイアグノデント」と呼ばれる初期虫歯を早く発見する機器、ソフトレーザーという虫歯特有の「ガ ガガ」と言った音のない機器、3MIX-MP法と呼ばれる抗菌剤での削らない治療。虫歯治療は歯医者さんごとで特有といっても過言ではないかもしれませ ん。ご自身の生活に合わせて治療をお選びください。

歯の健康って何だろう?(厚生労働省 歯の健康ページ)

 

 

歯周病の場合のポイント

歯周病の時に考えること

・ 歯周病の段階を適格に判断してくれる歯医者さん
➡歯周病は重度化しているケースも少なくなく、場合によっては外科的な治療が必用になります。そこでちゃんとした提携先として病院を紹介してくれるのか、紹介状は頂けるのか、そんな視点を持って歯医者さんを選ぶこともやぶさかではありません。

・治療機器の種類
➡技術の進歩と共に客観的にみて有用性の高い治療器具は多数登場しています。炎症効果を抑えるレーザー治療や、歯茎の黒ずんでいる部分健康的な色にするレーザー治療など、そのメリットは確かなものになっています。治療の可能性を増やす意味でも、どのような治療機器が揃っているのかを確認することも、円満な治療への第一歩です。

歯周病の具体的な症状(e-ヘルスネット)